入居者からのクレーム処理において、マンション管理会社では、中立的な立場を維持しようとして、最終的に貸主へ責任を転嫁しようとする例が増加しております。

先日にも居室内において問題が生じてクレームになった場合に、管理会社は大家である建物管理会社の責任にしようとして、顧問弁護士に相談しておりました。

しかし、顧問弁護士からは、「賃借人の責任」と返されるに至り。担当者は対応に詰まりました!

本来は・・「顧問弁護士に一任!」で終えたいのですが、それでは余りに費用対効果が悪く、費用倒れに陥るケースが多いのです。

こういった場合、司法書士で不動産問題に詳しい方を選任し、依頼すべきなのでしょうが、もし係争の場合には対応が難しいという思い込みから、避ける傾向があります。

しかし、私どもの事務所のように、不動産仲介会社を併せて経営しているケースもあり、その場合には、弁護士以上に対応へのアドヴァイスが適切な事例も多いものです。

不動産賃貸に絡んでの諸問題の際にはぜひ御検討下さい。