電子定款代行の悲喜交々ともいえる話題なのですが、皆様はどうお感じでしょうか? 電子定款まで進んで、そこが終点ではありません。なんとなく、電子定款のCD-Rを入手すると、これをあとは、法務局に出すと会社設立が終了のように思えるのも事実ですが。
 以下は、お客様の実体験からの投稿です。

電子定款で4万円を節約。意外にそのあとも手間とコストがかかる、その実態!

 定款を作成といっても、なにもわからない場合、まずはネットでググるわけです。
いろいろなサイトで比較やらなにやら検討して、ひな形をいくつもダウンロードして、見よう見まねで定款らしきものをつくります。
慣れていないため、かなり面倒な作業になりました。そして、取り敢えず出来たのはいいけれど、これでいいのか? 記入漏れは? なにか足りないことは? 不安ばかりでした。

 ようやく定款が作成できて、ネット「電子定款代行」業者をまずは探します。
5千円から2万円まで価格もてんでんばらばらで、行政書士、株式会社・・まー、いろんな業者があります。
まずはネットで知恵を仕込んでおいたので、登記が専門らしい司法書士のなかでの最安値を探します。電話してみて、様子を探ったり・・。
 印鑑証明書、運転免許証を用意。iphoneでぱちり、メールで送りました。
内容のチェックや目的のチェック、修正もお願いして、さて、電子定款がやっと完成しました!

定款の記載と申請書の記載事項で予想外に手間取りました!

 電子定款がやっと完成して、山の中腹までは登ったのでしょうか。

 しかし、まだこれで完了ではありませんでした。定款をもとにして、登記申請書を作成しなくてはいけないわけです。そこからがわたしには大変でした・・ネットの記載例のままで作成したものの、結局は法務局に3度は通い、その間は仕事にもなりませんよ。

 結局は、電子定款をお願いした方にそのまま頼んでおいたら、よかった!後悔先に立たずでしたが、簡単に出来そうですが、電子定款からもなかなか素人には難関でした・・。