ご自身の会社ですから、思い描かれるままの会社定款が理想です!ぜひご注意頂きたい点!

 当事務所では、お客様のニーズにあわせて、作成頂いた定款をお預かりして、電子署名を行い、電子定款認証を代行しています。一般に、9,800円~20,000円台までの電子定款代行サービスにおいては、現物出資の場合、2,000円~10,000円の加算がされたりするケースが多い中、私どもでは、お客様ご自身の描かれるままの会社定款をお預かりする方向ですから、好評を頂いています!(謄本については、現物出資等の場合、頁数が増え、500円加算されます)
 ただ、お客様ご自身が行政書士、税理士、専門業者などの様々なサイトでの定款見本を参考に定款を作成されているのですが、でも、ぜひご注意頂きたいことがあります。

1.当事務所では、電子定款代行の扱いにおいては、お預かりした定款の主に、絶対的記載事項を確認した上で、公証人の事前確認を頂いています。
その為に、公証人から定款の内容について修正するように指摘があった際には、その指摘に従って、私どもが修正を行います。その場合には、誠に恐縮ですが、修正の内容、幅により、1,080円~3,240円(税込)の費用を加算させて頂くことになります。

 その為に、お客様ご自身でも管轄(東京都は文京公証役場) の公証人に直接に事前確認を依頼されることが可能です。事前確認をご自身でされた場合には、公証役場、公証人を必ずご確認の上、私どもにお伝え下さい。

2.現物出資等の場合、本来であれば、様々な財産を出資可能です。ただし、当事務所でのサービスにおいては、設立段階では問題なく設立が出来たとしても、その後に税法上の課税が生じ易い出資などは網羅しないようにしています!

 その為に、主に動産であれば、
製造会社、型式、商品名、製造番号(車両の場合、車体番号)が一定明確な財産。
債権であれば、株式会社○○○社売掛金など明確にすること。
有価証券(株式)の場合には、株式100株、東京都港区区芝7丁目70番1号、株式会社四菱商事など明記。
一定の明確な財産を計上頂けたらとご提案しています。

 よく個人事業からの法人成りでの事例で生じ易いのですが、単に棚卸し在庫、店舗什器とした財産などは、本来は個人事業から会社が買い取る趣旨と捉えられますので、出来る限り、現金出資とした方が適切です。

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